映画「ホールドオーバーズ 置いてきぼりのホリディ」ネタバレ感想~

映画「ホールドオーバーズ 置いてきぼりのホリディ」

雑草

映画「ホールドオーバーズ 置いてきぼりのホリディ」観てきました!

めちゃくちゃウェルメイドな映画で、欠点のない誰にでも勧められる、そんな映画でした。
さすがのアレクサンダーペインでした!
しょうがないけど、クリスマスシーズンに見たかった…

それでは感想をつらつらと書いていきます~

映画情報

題名:「ホールドオーバーズ 置いてきぼりのホリディ」

監督:アレクサンダー・ペイン
脚本:デビッド・ヘミングソン
出演者:ポール・ジアマッティ、ドミニク・セッサ、ダバイン・ジョイ・ランドルフ、etc
公開:2024年6月21日
上映時間:133分
制作国:アメリカ

Story

舞台は1970年、ボストン近郊にある名門バートン校。誰もが家族の待つ家に帰り、クリスマスと新年を過ごす。しかし、留まらざるを得ない者もいた。孤独な彼らにはそれぞれに他者に心を開かない理由がある。雪に閉ざされた学校で、反発し合いながらも、彼らの関係は少しずつ変化してゆく    
全米で数多くの俳優賞をはじめ、作品賞、脚本賞も数々受賞。「新たなホリディ・クラシックの誕生」(Entertainment WEEKLY)の文字通りに、ほろ苦く、心に沁みわたる、普遍的な傑作ドラマの金字塔が誕生した。
(公式HPより抜粋)

感想

超ウェルメイド、レトロな画面から醸し出される面白そう感
名優ポール・ジアマッティ 力(りょく)
俺たちの映画
クリスマスに見たかった…

めちゃくちゃなウェルメイド

再三言っていますが、この映画めちゃくちゃよく出来ていて、欠点がない一本でした。
突っ込みどころがなさ過ぎて、可愛げのないくらいでしたw
これは画作りの部分からもそれは感じられて、常に時代設定70年代のようなレトロな雰囲気が感じられました。

MCU(マーベル・シネマッティク・ユニバース)に代表されるような派手な大きいバジェットの映画が多くなる昨今、本作のような映画は私たちのような映画好きにとってご褒美のような一本でした。

俳優たちの演技力・俺たちの映画

本作はかなり閉じたストーリーで、派手なアクションなどは起きません。
ただ、ポール・ジアマッティなど俳優たちの演技力で見応えのある一作になっています。

そんな彼らが演じる本作の登場人物はみなどこか寂し気な持たざる者たちです。
クリスマスの楽し気でありながら、どこか寂しいそんな雰囲気と本作はとても似ています。
寂しげな登場人物たちが、強がって楽し気にしているようなコメディ部分と、そんな彼らの悲しい寂しいドラマのバランスが抜群で、見た人みんなが共感して自分の映画だと思うに違いありません。

画像引用:公式HP

クリスマスに見たかった…

この記事は2024年の6月に書いていますが、初夏という言葉がぴったり合うように暑い一日です。
ですが、この映画の舞台になっているのは日本で言うところの冬休みです。
そうです。めちゃくちゃクリスマス映画で、めちゃくちゃニューイヤー映画なんです。

映画自体は前述したように、とても面白いですし、しょうがないことだとは思うのですがクリスマスシーズンに見たかったというのが、見終わった後すぐに思ったことです。
見終わって劇場から出た時にクリスマスツリーとか、少し浮かれた雰囲気の町を味わいたかったなーと感じました。

画像引用:公式HP

雑草

ここまで色々なことを書いてきましたが、この映画個人的にはすごく楽しめました!

見て公開することは絶対ないと思いますし、誰にでも勧められるそんな素敵な映画です!
クリスマスの定番映画の一本になるといいな~

是非是非、劇場で楽しんでください!!

個人的な映画「ホールドオーバーズ 置いてきぼりのホリディ」の点数は、
星4.0

です!!

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