映画「密輸 1970」ネタバレ感想~
映画「密輸 1970」
映画「密輸 1970」観てきました!
2022年のヒット映画「モガディシュ 脱出までの14日間」のリュ・スンワン監督の最新作です。
個人的にモガディシュはとても楽しめたので、ハードル高めにww
期待して劇場に行ってきました!
それでは感想をつらつらと書いていきます~
映画情報
題名:「密輸 1970」
監督:リュ・スンワン
脚本:リュ・スンワン、キム・ジョンヨン、チェ・チャウォン
出演者:キム・ヘス、ヨム・ジョンア、チョ・インソン、パク・ジョンミン、etc
公開:2024年7月12日
上映時間:129分
制作国:韓国
Story
1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。
リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。
ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。
その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、
出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。
密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、
苦境に陥った海女さんチームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった……。
(公式HPより抜粋)
感想
正真正銘のエンタメ映画
色々なジャンルごちゃまぜ
レトロな演出、画面作り
邦題がダサいのもよい
エンタメ映画真っ向勝負
本作の予告辺を見た方ならすでにお分かりになっていると思いますが、
本作は色々なジャンルが含まれた超エンタメ作品でした!
その点は、前作「モガディシュ」に通じるところがあると思います。
モガディシュは、シリアスで熱いストーリーと韓国版怒りのデスロードばりのカーアクションが魅力の大作でした。
それに対して本作の密輸は、よりエンタメに振り切った明るく楽しい一作になっていました。
個人的には、本作の方が好みですw
様々なジャンルが楽しめる
あらすじを読むと、本作はクライムアクション俗にいうケイパー物という側面が強い映画であるように感じます。
もちろん、それは間違っているわけでないのですが、それだけではなく激しいアクション映画や、人情物、さらにはサメ映画という顔も持ち合わせたお得?な一本に仕上がっていました。
しかも、雑多にジャンルを詰め込んでいるわけではなく、その要素のすべてが見せ方など面白く楽しく仕上げられていました!
特に中盤の室内アクションシーンは各キャラが漫画的でたっているため、見応えがあり楽しめました。
画像引用:公式HP
レトロな演出、邦題もダさぴったり
正直本作の題名「密輸1970」ってちょっとダサくないですか?
しかし、この題名本作に超ぴったりなんです!
それがなぜなのかは、本作を見ていただければ開始早々からハッキリと分かると思います。
1970の意味がすぐに分かる、レトロ感満載の演出が満載なのです。
ラジオから流れる音楽、街並みや社会問題、キャラクター造形まで1970年を感じさせるものばかりです。
そこが本作が明るく楽しい映画になっていることに一役買ってもいました。
基本コメディ調な語り口も、レトロさと相まって単純にストーリーを軽くさせるだけに留まっていませんでした。
素直にうまい、楽しかったと言うほかありませんでした!
画像引用:公式HP
ここまで色々なことを書いてきましたが、この映画個人的にはすごく楽しめました!
前作「モガディシュ」とは全く違う方向の映画でしたが、同様に見応えのある楽しい映画でした。
見る人を選ばない、どんな人でも楽しめる一本だと思います。
サメ・海・密輸と夏にもぴったりです!
是非是非、劇場で楽しんでください!!
個人的な映画「密輸 1970」の点数は、
星4.0
です!!