映画「マッドマックス:フュリオサ」ネタバレ感想~湿度の高いマッドマックスサーガ

映画「マッドマックス:フュリオサ」

雑草

マッドマックス:フュリオサ観てきました!

前作「マッドマックス:怒りのデスロード」から9年ぶり待望のマッドマックス最新作であり、
マッドマックスシリーズ初のスピンオフ映画です。
怒りのデスロードで、実質的な主人公であったフュリオサの過去が明かされます。

それでは感想をつらつらと書いていきます~

映画情報

題名:「マッドマックス:フュリオサ」

監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー, ニック・ラザウリス
出演者:アニヤ・テーラー=ジョイ, クリス・ヘムズワース, トム・バーク, etc
公開:2024年5月31日
上映時間:148分
制作国:アメリカ

Story

世界の崩壊から45年。暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われたフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになる。狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、フュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩む。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」ではシャーリーズ・セロンが演じ、強烈な存在感とカリスマ性で人気を博した女戦士フュリオサを、今作では「クイーンズ・ギャンビット」「ラストナイト・イン・ソーホー」などで人気のアニヤ・テイラー=ジョイが新たに演じた。ディメンタス将軍役で「アベンジャーズ」「タイラー・レイク」シリーズのクリス・ヘムズワースが共演。1979年公開の第1作「マッドマックス」から「マッドマックス 怒りのデス・ロード」まで一貫してメガホンをとっている、シリーズの生みの親であるジョージ・ミラーが、今作でも監督・脚本を務めた。

(公式HPより抜粋)

感想

今回は待望のマッドマックス最新作という事で、奮発して俺たちの新宿バルト9にてDolby Cinemaで観てきちゃいました。
入口とOPがかっこいい。

入口かっこいい笑

youtubeにあったOPです。かっこいい笑

ではでは感想に入ります~

湿度の高いマッドマックス
過去作との違い
魅力的なキャラクターと世界観

怒りのデスロードとのつながり

湿度の高いマッドマックス

今回のマッドマックス:フュリオサ、巷では思ってたんと違うという意見が多く挙げられているようです。
私が本作を見た感想としては、確かに今までのマッドマックスシリーズとは違うなと思いました。

どこが違うかというと、映画としてストーリーの湿度が高いという事が一番の違いかなと思っています。
一貫してフュリオサ視点で物語が進むため、その悲劇のストーリーに感情移入しやすく、感動を誘いやすい作りになっていました。私としては、そこがいい意味で過去作と違うと私は感じたのですが、イマイチと感じる人がいてもオカシくはないのかなと思いました。

画像引用:公式HP

過去作との違い

上でも言ったように、本作は題名の通りフュリオサが完璧な主人公でした。
これは、シリーズ過去作との一番大きな違いであると思います。

過去作ではマックスが主人公とされているものの、一作目を除いて実質的な主人公はこの狂った映画観そのものであると私は考えています。
過去作ではマックスは基本的に部外者であり、他所から来て最後に去っていきます。そこがカラッとしていてシリーズの良いところだと思っていました。
ここが本作とシリーズ過去作の一番の違いだと思います。

魅力的なキャラクターとアクション

マッドマックスシリーズの魅力としては、その世界観とカーアクションは言わずもがな、キャラクターの存在も大きいと思います。2のヒューマンガスや、前作のイモータン・ジョーなど魅力的な悪役だらけです。今作の敵クリス・ヘムズワース演じるディメンタス将軍も、人間らしく厚みのあるキャラクターで好きになってしまいました。
ですが、本作初登場のキャラクターで特筆すべきは、警護隊長ジャックでしょう。とにかくかっこいいキャラクターで、フュリオサの過去にマックスのような頼れる男がいたことは驚きました。

画像引用:公式HP

フューリーロードとのつながり

本作は前作の怒りのデスロードのスピンオフという事で、見に行く前に前作の復習をしてから行ったのですが、見終わった後にもう一度前作が見たくなるそんな映画でした。

前作で、単語としては出てきたガスタウンやバレットファームなどをしっかり見せてくれたことはすごく嬉しかったです。また、映画世界としての広がりを感じることができました。
ラストも、そのまま前作に繋がっていく終わり方で興奮しました。

また、前作だけでなくシリーズ通しての犬や、プロペラで飛ぶマシン、2のポスターまんまの道に立つジャックのビジュアルなどオマージュ満載で大満足でした。

画像引用:公式HP

雑草

ここまで色々なことを書いてきましたが、この映画個人的にはすごく楽しめました!

巷で色々と言われていたり、興行収入的にきつい部分があるようですが、超面白い映画でした。
アクションも見たことのないような新しい画や、超かっこいいチェイスシーンなど迫力満点で大満足でした。
過去作の良いところも引継ぎつつも、シリーズよりも湿度が高く主人公フュリオサに感情移入しながら見ることができる本作おすすめです。

是非是非、劇場で楽しんでください!!

個人的な映画「マッドマックス:フュリオサ」の点数は、
星4.0

です!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA